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チベットチベットDVD(日本語、2005年再編集版)

¥2,800 税込

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チベットがグッと身近になる、素直な作品。
一人旅を通じて見えてくる、チベットの“声”と“民族性”――。
ドキュメンタリーロードムービー『チベットチベット』。


チベットチベット

「彼らが命がけで守ろうとしているものは一体何なんだろう?
おじいちゃんやおばあちゃんが僕に言い続けた、 民族の誇りというものなのだろうか?」
まずはチベット問題を“知る”。その後に、自分の小さな力を信じたくなる。 そんな要素がこの作品にはあります。

作品概要

この作品に描かれているのは、一個人の目線による素顔のチベット。

僕は在日コリアン三世としてこの世に生を受けました。
大人になってバックパッカーになった僕は世界旅行の途中、モンゴル遊牧民のテントの中でダライ・ラマ14世の写真を見つけました。その時は正直、「今の時代に民族性にどれほどの価値があるのか?」と思いました。在日コリアンという自分の民族性を置き去りにして生きてきた僕には、亡命までして民族性を守ろうとするチベット人のことが理解できませんでした。しかし一方では民族性を無視して生きるのも何かが足りない気がしていました。

モンゴルを出て4ヶ月後、ついにインドにたどり着きました。導かれるように亡命チベット人の街、ダラムサラへやって来ました。そこで初めてチベット の人々の想いと現状を知りました。日本でぬくぬくと育ってきた僕は脳天を割られる様なショックを受けました。「今でも先時代的な拷問に耐えてる人がいる、チベットの民族性は消滅の危機にある。」そう感じた僕は、旅の記録用に持っていたビデオカメラでチベット人の現状を撮影し始めました。「少しでも多くの人にこの事実を伝えたい。」その思いはチベット亡命政府にも届き、ダライラマ14世に10日間同行取材させていただきました。
ダラムサラでチベット人の現状を知った僕は、今度は彼らが切望してやまない本当のチベット、中華人民共和国チベット自治区ラサへ行きました。
ラサの街には中国資本のビルが建ち並び、一見中国の地方都市と変わらないぐらい中国化していました。しかしカメラを片手に街を歩いていると、チベット人の素顔と出会うことができるのです。そんな時、ダライラマ 14 世や亡 命者の声を思い出すのでした。
この作品は、「民族性とは?国とは?」という大きな問題を、在日コリアンの僕がチベットを通して考え、やがて自分自身の問題とも向き合っていく過程を追ったドキュメンタリーロードムービーです。

映画祭歴

2002年台湾国際ドキュメンタリー映画祭正式招待、オープニング上映
2004年東京平和映画祭、クロージング上映
2005年山形国際ドキュメンタリー映画祭正式招待
2007年オレゴンTAC映画映像祭、観客賞(最高賞)受賞
これまでの主な上映会場

筑波大学、早稲田大学、国学院大學、和光大学、和光高校、埼玉県立豊岡高校、自由の森学園高校、JICA地球広場、武蔵野美術大学、京都大学、立命館大学、聖安大学、龍谷大学、同志社大学、精華大学、九州大学、琉球大学、沖縄国際大学、パルテノン多摩、護国寺、青山女性センター、大阪応典院、びわ湖ホール、りうぼうホール、ピースボート世界一周の船上、ニューヨークGoogle本社、韓国フリーチベット映画祭、チベタンフリーダムコンサート、フジロックフェスティバル、他多数。

作品基本情報

監督・撮影:キム・スンヨン(金昇龍)/製作:RAGOS / 2008 年再編集作品 /チベット/ Video /カラー/ 85 分/ 16:9 /言語:日本語・英語・チベット 語・中国語/プロデューサー:キム・スンヨン、田中瑠佳/編集:梶愛、比嘉 賢史/音楽:大久保智之/協力:チベット亡命政府、ルンタプロジェクト/配給: KOKIHI INC.

推薦コメント

「私たちには第三の道がある。そう予感させる映画。」田口ランディ(作家)
怒りはとてもやっかいな感情です。理不尽な加害者に対して被害者は闘うことによって謝罪を求める。相手をねじふせ打ち負かそ うとする。でも、それはなぜかむなしい。在日韓国人三世として生まれた<金森太郎こと金昇龍>はそのむなしさを知っていたと 思う。勝ち負けを超えた「祈り」によって迫害を乗り越えようとするチベット民族が、この青年をどう変えたのか。ささやかだけ れど、私たちには「第三の道」がある。そう予感させる映画です。

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